S邸:天空率の検討

uemura

2012年10月16日 19:35

S邸   天空率の検討です

S邸の建築場所は 第一種低層住居専用地域 という用途地域になってますが
この地域はその名の通り、低層の住居専用地域で
建物の高さが一番厳しい地域です

S邸は道路斜線や隣地斜線は問題ないですが・・・
北側斜線制限が建物にかかります

北側斜線は普通に2階建て以上を計画すると・・・(隣地境界線までの距離にもよりますが)
下の図のように、建物が斜めにカットされた建物になります
これは、北側に隣接する土地の日照を考慮した法律ですが
建物のデザインなどを考えると、出来るだけ斜めにカットしたくないですよね




そこで、天空率という法律があります
ここで天空率の説明すると、長くなりますのでしませんが
簡単に言うと、建物の周囲に一定以上の空地があれば、建物が斜めに
カットされない建物を計画する事が可能になります

下の図面が天空率検討図です



なんとかクリアできそうです

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